第8回 墨とパソコン水彩画二人展 3 2010・6・12−6・18

推雲の書

   
この展覧会を恩師 別府蓼花先生に捧げます。
(2010年3月19日 ご逝去・享年95歳)
5歳より高校卒業までご指導を受けた恩師です。


  




  
                                    
   雪に臥す                              機を忘れる(世俗のことを忘れる)




花開いて相に賞でず
花落ちて同に悲しまず
問うはん欲す相思のところ
    花開き花落ちる時      師濤

    
悠蒼空                   心中有心
 














樹陰

強い日射しを受けて 樹陰はくっきりと地に映える
頭上はるか白楊の若葉が さやかに揺れる
閉じたまぶたに 脱皮した蝉の声
歩き始めた幼児が 捨て身の笑顔でしなだれる
異郷に目覚める日の朝
    ああ 癒されるとは この無心           自作詩





落日やへちまの味のほろ苦き (推雲句)               万緑や岩に根下ろす寺柱(推雲句)

           
                         花に座し  月に酔う



              鳥声 幽谷の樹 山影 夕陽の村
                (奥深い谷間の木々に鳥がさえずり  夕陽さす村に山陰が濃い)



日曜日 何か書きおる妻の背の
  向こうに蒼き空のひろがり
  自作



         生まれてこのかた三十年  かっては千万里のかなたで遊んだものだ
          河をいけば草が青々と茂り 北塞に入れば黄砂が起こった
          精神生活の道も種々探求したが 
          さて今は寒山に帰って流れに枕し  俗塵に汚れた耳を洗いたいものだ






 
12年前の中国・北京外交学院の教え子
李雪連さんがお花をも持って御主人と来てくれました。





    

客故郷
千里遠客となり 五更故郷を思う
寒鴉数声怒り 窓外の月霜の如し    
                    沈受宏



もの言わぬ日もまたよかれ 花石榴  推雲句


人生の道は 例えばひと巻きの細い絨毯
暗闇のヴェールをかき分けて  
やみくも方面への指標をたよりに ひたすらたどる一方交通
潜在は顕在と化し 顕在は潜在を孕む
ただそれだけの近視眼的確信行
人生たかが五十年  されどはるけき五十年    自作詩



                            

 
アモイ大学の教え子 張君
                      五日市高校の教え子

    

たくさんの方々のご来場有難うございました


                         「つれづれ日記」  書とパソコン水彩画二人展終了

二人展道子のパソコン水彩画 その1  その2

トップへ